自分の中にあるものを形にしたい。
引っ越したり、子どもができたり、体に不調を抱えることになったり、
親の介護をしなければならなくなったり、
仕事が忙しくなったりしても、
ずっと続けていけるものを見つけたい。
そして、それが誰かの役に立てば嬉しい。
こういう悩みって、私だけのことではなくて、
世の女性みんなが、心の中にぼんやり抱えている「石」
みたいなものなんじゃないかと思います。
自分の芯の部分にあって、硬くて、重くて、でも愛しいもの。
よく私は同年代の知り合いだけでなく、
ずっと年上の知り合いからも、
「もっと若いときに出会っていたら、
いろいろなことを教えてもらえて、世界が広がったかもしれない」
というようなことを言っていただきます。
それを聞くと、私は泣きそうな気持ちになります。
泣いて、その方とそっと抱き合いたい気持ちになります。
きっと、その方も、
今の私と同じような「石」をずっと心に抱えながら、
何かを見つけることができず、
でも見つけたくて苦しんでこられたんだと思います。
私はその方たちと何も違いません。
いつもいつも、心に「石」を抱えて溺れそうになりながら、
何かないか、何かあるはずだ、と、手足をばたばたさせています。
今の自分に満足できずに、
目を光らせながら、何かを探し続けてきました。
(私のフィールドは大抵は書店で、
雑誌や書籍の中に、ヒントを求めることが多かったです)
無駄な出費も「肥やし」だと思って惜しみませんでした(苦笑)。
後になって無駄に思えたとしても、
そのときの自分には必要なものごとだったのです。
そして、それは今も変わりません。
今も、何か、何か、と思って、探し続けています。
たとえば、ダンナの弟のお嫁さん(つまり義妹)は、
義弟のインドネシア赴任に伴い、お正月が終わった頃に旅立っていきました。
昨年末に会ったとき、いろいろ話を聞きました。
海外に住むこと自体には、もう心の整理ができているそうですが、
次のようなことがつらい/つらかったそうです。
・仕事をやめなければならなかったこと
・仕事をやめた後の毎日の過ごし方が全くわからなかったこと
・インドネシアではビザの関係で配偶者は仕事をしてはいけないこと
・毎日の過ごし方が全くわからないこと
私は、国内にいて、仕事も禁じられているわけではないですが、
彼女の気持ちがとてもよくわかりました。
彼女のような特殊状況でなくても、
女性は家庭に入ると、日常生活に制限が多いわけですが、
その中で、自分とは何か、何のために生きているのか、
どう生きていけばいいのか、考え出すとキリがないですよね。
私は「悩めばいいんだ」と思うことにしました、
というか、悩んでいるその瞬間の心の動きも手帳などに書きとめて、
そのプロセスを大事にしよう、と思うことにしたのです。
そのとき読んだ本に、心を動かす言葉があれば、
それも短く書き留める。
思い浮かんだアイディアは、
つまらないことでも書き残すようにする。
おうちでできる「自分探しの旅」ですね(笑)。
ニックネーム 松丸いちり at 23:25|
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